クレイフラワーの作り方(樹脂粘土)
少し前から寒くなってきて山の木々も赤やオレンジ、黄色と紅葉がとっても綺麗です。
寒くなってくると暖房を付けるか、辛抱するかと頭痛の種になりますね(^▽^)/
さて今日は粘土の作品を作る道具とちっちゃな簡単な花の作り方を紹介したいと思います。
樹脂粘土の花を作る道具・材料
*クレイアートに必要な材料
・樹脂粘土(他の粘土でもOK)
お花を作るには透明感がでて、より本物ぽく見える樹脂粘土がおすすめです。
・油絵具
好みの色を粘土に少しだけ(多く入れすぎるときれいに仕上がらない)練りこみます。
・ハサミ
粘土を花の形に切ったり、刃で筋を付けたりと使用します。
・細工棒
花弁を広げたり、薄く延ばしたり、フリルを付けたりします。
・プレス機
粘土の玉を平らに伸ばします。
・のし棒
プレス機に入らにような大きく伸ばすときに使います。
・ペンチ、ニッパー
ワイヤーを切ったり、曲げたりするのに使います。
・葉形
粘土に葉脈を付けます。(最近は本物の葉を使っています)
・ボンド
粘土を接着するのに使います。
・ワイヤー
茎に使用します。#16-#32くらいまであるといいですね。
・フローラテープ
花や葉の茎を組み合わせするときに使います。
・ラップ
粘土を包み乾燥を防ぎます。
・筆
絵具の着色に使います。
・パレット
絵具の色を混ぜたり、といたりに使います。
・スタイロホーム
発泡スチロールで、小さな花を乾かすときに立てます。
簡単なお花チューリップを作ってみましょう
樹脂粘土取り扱いについて注意点
樹脂粘土について
粘土は空気に触れると乾燥するので、手早く作業する。
作業中は粘土をラップに包んで乾燥を防ぐのと、保存にもきっちりラップします。
クレイフラワーのチューリップ作り方手順
粘土に絵具を混ぜて好みの色にする
①花芯:粘土に油絵具グリーングレーをほんの少し
②つぼみ:芯と同じ粘土で花びらを3枚作って、芯を包むようにまきます。
③中開き:花の色の粘土を使ってつぼみと同じように3枚で芯を包み、少しだけ大きい花びらを1枚つける。
内側の花びらの合わせを隠すようにつける。
③開花:中開きは花芯に1枚大きめの花びらをつけましたが、開花の場合は更にすこし大きめの花びらを3枚つけます。
花びらの先を少しつまんで外側にそらすようにして花に表情をつけます。
④葉:緑色の粘土を1センチ使って大きな涙型の粘土をクリアファイルに挟んで、のし棒で伸ばします。
やはり葉にもフリルを付けて表情を出します。
⑤色塗り:花の下部にサップグリーンをぼかすよにつける。花の色も濃淡をつけて自然な感じにします。
⑥仕上げ:茎にフローラーテープを巻きながら下の方に葉っぱを3-5枚つけます。
もっと小さな花のミニチューリップとかクローバー・千日紅などだと早く仕上がるので楽しさ最高かもしれません。
それにこの小さな花は小さなコーヒーカップに入れてトイレなどにかざっても華やかになります。
ただし匂いはないので、芳香剤にはなりませんけどね(笑)
ディスカッション
コメント一覧
こんにちは^^
よく作っているのですが、分らないことが時々あるのですがお訊ねしても
宜しいでしょうか。
最初から樹脂粘土に濃いめに油絵具を混ぜて、仕上げに防水の意味で上から塗っています。おそわると、最初に薄い色で着色とのことでした。
濃いめにして作った方が、あとで萼を付けてから萼に触れないように花弁を仕上げで塗るよりも楽なのですが。
最初から濃いめにするのはどうなのでしょうか?
junさん、初めまして!
軽量粘土(ハーティクレイ等)では色塗りはできません。(粘土の性質上)、
樹脂粘土は透明感があってハーティで作る花よりリアルにそしてクオリティ高い作品を作ることができます。
そんな意味も含めて本物のように見えるには仕上げの色塗りは大切ですし欠かせません。
初めから濃い色を練りこんで作っても最後の仕上げで色を塗ってもグラデーションが出ません。
なるべくなら薄い色で作って仕上げに油絵具を筆でぼかしながらグラデーションをかけてあげれば
クオリティが高く尚且つ自然で上品な作品に仕上がります。
※真っ赤なバラなどは、初めから濃い色でいいと思います。
ただ好き好きですので、junさんがいいな~と思えば、それもありです。
学校ではないので趣味ですので何がいけない、ということはありませんので
楽しみながら作っていきましょう。
作品が出来たら見せてくださいね。
御回答ありがとうございます(#^.^#)
最後にしっかり塗るやりかたで教わっておりましたので
萼に触れないように塗るのが苦労でした。
筆を選べばいいかもしれませんね。
今、パンジーが咲いていて、花がなくなるまえに観察しながら作りたいと思うのですが
花弁は後ろの二枚と前の三枚を別々につくるのでしょうか。
ひとつの粘土を切り分けるのでしょうか。
色々やりかたもその方によって違うかもしれませんが楽に綺麗に造れるやり方がないかな~と(^_^;)
お時間が空いたときにでかまいませんので宜しくお願いいたします。
つくりかた、とても丁寧に書かれておられて初心者には有難いです。
junさん
パンジーについて。
マッチ棒のような薄いグリーンで花芯を作ります。
その周りに花びらを5枚配置します。
小3枚
大2枚という構成です。
最初に花芯に1枚つけます。
その上に2枚逆三角形のような形でつけ
大2枚をその上につけます。
前3枚後ろ2枚でやるのもOKですし、5等分にカットして花びらを広げるのもあり・・
私的には5枚でやった方が結果的に早いですし、仕上がりもばっちりかと思います。
楽にきれいに仕上げることが出来れば最高ですね。
両方を試して作ってみるのもありですよね。
苦になったら趣味になりませんから~~
(ビオラなら小さいので菫のように切り開くというのもありかなと思います。)
花をよく観察するのはとてもいいことですね。
私は、葉っぱの葉脈をつけるのはほとんど本物の花の葉っぱで葉脈をとっています。
葉型などはバラとかアジサイなどなので、そろえていたら費用もかかりますし
なかなか全部の花の葉脈など売っていません。
花ってよくよく見ると、発見がいろいろありますので、こんな風になっているんだなと・・
※粘土の色塗りは確かに色がほかにうつったりして面倒なものですよね。
筆もサイズいろいろで5-6本はあった方がいいですね。
こんにちは^^
5枚別々にってことですね。
樹脂粘土 パンジーで画像検索すると、白いパンジーにワイヤーがついていて
それをまとめる作り方でのブログがありました。(白ワイヤーの説明は無しでしたが)
花弁を一枚ずつ白い細いワイヤーにうまく付けられるか・・やってみないとわかりませんが。
直接萼に付けるのと花弁の5本分のワイヤーでまとめるのと。どちらか。
パンジーを一輪透明な袋にセットして、カラーコピーしてみましたが色がイマイチです。大きさの確認でいいかなと。
丸くプレスしてちょっと変形ですね。(#^.^#)
junさま
取り急ぎ前と後ろの花弁のパンジーの作り方を載せてみましたので
参考になれば幸いです。
パンジーの作り方