水仙(スイセン)の花言葉

2019年11月21日

白と黄色の花、ヴィヴィッドな緑色の葉、これ以外の花にはない個性豊かな花が「水仙」です。

散歩していると思わず足を止め近寄ってしまいます。

それからいい香りでさらに気持ちがほっとします。

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このように人を引き付ける姿から花言葉も魅力的なようです。

水仙の花ことば

全体的な花ことばは

「自己愛」

「自己中心・うぬぼれ」

「報われぬ恋」

 

・由来

スイセンにとっては、なんと言うか気の毒な花言葉なんですね。

元来ギリシャ神話に出てくる、うぬぼれ屋の「ナルキッソス」という人を、神さまが戒める為に一本のスイセンに変貌させたといった話から来ていているようです。

自己陶酔型の人を「ナルシスト」とされていますが、このギリシャ神話に登場するうぬぼれ屋の「ナルキッソ」が言葉のルーツとなっているようです。

水仙の種類によっての花言葉

・日本水仙(ニホンズイセン・ニホンスイセン)

「自己愛」

 

 

・黄水仙(キズイセン)

「 私のもとへ帰って 」「 愛に応えて 」

 

・八重咲き水仙(ヤエザキズイセン)

「田園の幸福 」

 

・ラッパズイセン(ラッパスイセン)

「報われぬ恋」「持って生まれた素質」 「尊敬」「心づかい」

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・口紅水仙(クチベニズイセン)

「詩人の心」

 

・房咲き水仙(フサギスイセン)

「思い出」「記念」「自尊」

 

 

水仙はどんな花?

・ヒガンバナ科
・開花時期:12月~4月(水仙の種類、地域で異なる)
・草のたけ:30cm~50cm
・植え付ける時期:9月下旬~11月
・植え付けの深さ:球根の2~3倍の深さ
・植え付けの間隔:球根1つ分
・植え付け場所:ひなた~反日ひかげ
・庭植え、鉢植えができる

スイセンの開花期は12月~4月と種類によって違いがあります。

品種や花色を分けて植え込めば花をいつまでも長く堪能できます。

まだまだ、寒い冬のさなかから咲きだすスイセンの姿は、シャキッとして他の球根草花とは、ひと味もふた味も違う上品な感じがします。

球根の植え方

植えつけ

冬から春にかけては、日あたりがよく落葉樹などの下あたりが向いています。

夏の間は日陰~半日陰になるような、水はけが良好の場所が好みです。

土壌の状態にも影響されますが、あまり肥えていなところなら腐葉土などを入れて耕し、化成肥料というものを施しておきましょう。

植えつけの深さ

地植えに於いては球根の高さの2~3倍の深さに植えるのが通常です。

鉢植えにあたっては、ほんの少し違っていて、球根の先の芽が隠れる程度に植えつけます。

スイセンの毒

スイセンは有毒性があり、嘔吐や皮膚炎の病状がよく知れています。

葉っぱがニラ、球根がタマネギと勘違いをして食中毒の原因となる事例が割とあります。

畑といった食べ物を栽培するところへは、植えないようにしましょう。

 

水仙は香りは上品で優雅さを感じ、春を満喫できる花なんだ~と思って散歩コースを変えてみるのもありだと思います。

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