粘土の花を作る基本(手順)
何年もクレイアートフラワーを作っていますが、上達は山で例えるとしたらやっと5合目です。
今回は基本に戻っておさらいしてみたいと思います。
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粘土を練る
- 粘土は空気に触れると乾燥するので、手早く作業すること
- 古い粘土でも新しい粘土でもよけ練ってから使うこと
- 2種類の粘土を混ぜ合わせるときは特によく練ること
- 作業中は粘土をラップに必ず包んで乾燥を防ぐこと
- 粘土に絵具を混ぜるときは、粘土に絵具を包み込むようにしてよく練ること
花芯を作る
- ワイヤーにフローラーテープの1/2幅サイズに切って巻くときれいにすっきり巻ける
- ワイヤーをカットする。花の大きさに合わせて1/2から1/3の長さ(18㎝から12㎝)、ワイヤーの太さは#26-#14を使う
- ワイヤーから粘土が抜けないように、ワイヤーの先をフックさせる
- 粘土で花芯を作る 花芯の形は花によってちがいます
- ワイヤーのフックしたところにボンドをつけて花芯の下、または上から付きさしたらスタイロホームに立てて完全に乾燥させる
茎の作り方
- ワイヤーにフローラーテープを巻きます(巻いてあるタイプのはそのまま使用)
- 太い茎の場合はワイヤーにティッシュペーパーを巻いて太くしてその上からフローラーテープを巻きます
- 茎を滑らかに自然な感じにしたい場合ワイヤーにボンドをつけて茎にする色の粘土を転がしながら伸ばす
花を作る
- 粘土を涙型にして切れ込みを入れて細工棒で広げて花びらを作るタイプ
- 花びらを1枚ずつ作るタイプ
がくをつける
- 花によって涙型の粘土の細い方・太い方に切れ込みを入れる
バラの場合
涙型の方に5等分の切れ込みを入れて細工棒で伸ばし、がくの縁に小さな切れ込みを2-3本入れてトゲトゲ感をだします
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出来たがくにボンドをつけて乾燥した花に差し込みがくを押し上げるようにします。
額の下端から1㎝のところにハサミで筋をいれてくびれを作ります。
がくは花びらにべったりつけないで反らしたりして表情をだします。
葉を作る
- 粘土を涙型にしてプレス機でプレスする
- 葉の形に伸ばした粘土を葉型にのせて葉脈をつける
- ボンドを塗ったワイヤーを葉の中心に根元から1/3のところまで差し込むような感じでつける
- 葉の縁に細工棒で表情を付けてタオルとかティッシュペーパーの上にのせて乾かす
色塗り
- 各パーツの粘土が完全に乾燥してから色塗りをする
- 花はアクセントを付けるため、元の色より濃い色をかけたり、白を塗ったりして光が反射しているように見せたりする
- 葉は葉先を明るくするために元の色より明るめの色を塗ったり濃い目の色を塗ったりする
- 葉の茎の継ぎ目のところにクレムソンレーキを塗ってアクセントをつける
組み立て
- 太い枝はワイヤーの14-16番で継ぎ足したりして完成させる
- ワイヤーに粘土を付けるときや粘土と粘土を付けるときはボンドをつけること
- はみ出すほどボンドを付けると汚くなるので使う量にきをつける
まとめ
1から8までの流れで花を作っていく順番が一番ベストです。
粘土はよく練ることと一気に作らず、パーツパーツで良く乾燥させることがきれいな仕上がりになります。
下の写真の花器にしたバスケットは100均で購入しましたが、取っ手が両サイドに無いのが残念です!
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