糖質制限ダイエット

テレビでも話題の、米や麺類などをコントロールする糖質制限ダイエット。

実践することにより「痩せやすい」だけに限らず、そのほかにもいくつものメリットがあるというので気になって調べてみました。

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糖質制限ダイエット

1920年代には糖尿病の治療法として行なわれていたのが糖質制限ダイエットだそうです。

アメリカの医師ロバート・アトキンスが太り過ぎの治療の1つとして目を向け、日本においては2000年以降にブレイクしています。

食事で糖質を摂って血糖値があがるとすい臓からインスリンが分泌され、カラダのいろいろなところにエネルギーとして糖が吸収されるのをサポートします。

ですがインスリンは糖を中性脂肪にしても貯蔵しますので、糖質を摂り過ぎると内臓脂肪といったものが増加し太り過ぎになります。

糖質制限すれば成果はありますけれど、その反面上手くやらないとほかの悪い事も出てきます。

それが、糖質だけでなくないと困る脂質やタンパク質まで規制してしまうわけです。

その上過激な糖質制限で、悪玉コレステロールも同時に増加してしまう可能性が大きいのです。

すなわち、糖質は摂り過ぎと併せて制限しすぎにだって気を付けなければいけません。

そういうわけでちょうど良い糖質制限の気にすべきポイントだと言えるのが、「ロカボ」だそうです。

ロカボとは

糖質(糖・炭水化物)を制限した食生活・食事法のことです。

低糖質食、糖質制限食というようにも言われています。

「low-carbohydrate」(低炭水化物)の略です。

「ロカボ」とは、糖質(カーボ)を徐々に低く(ロー)押さえるといった主旨で、一日を通して適切な糖質量を摂取するというやり方です。

普通の人は1日におおむね300gの糖質をとっていますが、ロカボでは1食20~40gにカットし間食は10g以下にして1日の糖質量を130gの範囲内にします。

例えば一食のご飯の適切な量は70gご飯茶碗で3分の1くらいです。

ご飯70gと同量の主食は、パンならば6枚切り1枚位60g、うどんは半玉位で120gです。

なによりロカボ一番大きなポイントは、主食を少しにすれば他の副食はお腹いっぱいになるまで食べてもいいという点です。

おかずとなる肉や魚は糖質量があまりため、腹一杯満腹に食べても大丈夫です。

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おかずの選び方

おかずの選定方法にも調整が必須です。

・ソースは注意

ソースは残念なことに糖質が多いです。一人分にかけるだけでも大体5gになります。

とんかつにかけるならば、ソースではなくレモンか塩でをおススメです。

その他の調味料のケチャップも25.6gと糖質が高めなのですが、マヨネーズなら1.7gと低いです。

・魚

魚は刺身や塩焼きで召し上がるのがおススメです。

煮付けは糖質がたくさんある調味料が含まれていますので気をつける必要があります。

みりんを使ったメニューは注意が必要です。

・果物

くだものの糖質は果糖という種類で、中性脂肪に変化しやすい特徴が存在します。

食べるボリュームを減ら酢などして工夫をしていきましょう。

・野菜

おおかたの野菜は低糖質なのでOKなのですが、ジャガイモやカボチャというものは例外です。

その中でもサツマイモにはあまりとらないようにしましょう。ミックスサラダに入っている位の量ならOKです。

ロカボのメリット

(1)老化の防止

しみやシワの原因となる糖化反応が発生しにくくなります。

カッコ悪くなるような筋肉や骨というのではなく内臓脂肪からスリムになっていきます。

(2)睡眠の質の改善

眠気を覚ますオレキシンが少なくなるのを防ぎます。

体重が減るおかげで、睡眠時無呼吸症候群の改善にも効果的です。

 

 

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