犬が食べていいもの・悪いもの
ワンちゃんの食性は人間とは違うと言いますが、具体的にはどう違うのでしょうか?
人間用の食材のどれが大丈夫でどれがよくないのか、気になるものをピックアップしました。
○ワンちゃんが食べてよいものOK
野菜・果物
食べられますが主食にはなりません。
野菜や果物は基本的には食べさても大丈夫です。
ジャガイモの芽やとまとのヘタのようなものは取り除いた方がいいところもあります。
ワンちゃんは野菜そのままでは消化できないので野菜の栄養素をあげる場合はミキサーにかけるのがベストです。
※ネギ類は除きます
魚
不飽和脂肪酸というのは生活習慣病に効果があります。(人間も同様です)
古くなった青魚に含まれている不飽和脂肪酸が酸化しやすいです。
酸化した劣化なものは犬のカラダに良くない作用を与えてしまうようです。
しかし新鮮な青魚に含まれているDHA・EPAの不飽和脂肪酸は、生活習慣病を防ぐ効果が見られます。
ですので青魚を与える場合は必ず新鮮なものを選びましょう。
△ワンちゃんが食べてよいもの(グレー)
鶏肉
加熱すると骨の危険が!
問題になるのは肉ではなく骨です。
加熱した鳥の骨はとがって割れやすくなり犬が飲み込むと胃や腸を傷つける可能性があるからです。
加圧調理した鶏肉だと骨ごと食べられますが、リスクを考えると与えない方が無難です。
ミント
犬は基本的に苦いものは不得意です。
野生のものの動植物は、にがさというのはドクに繋がる味ということです。
しかしミントという植物自体には毒性がありません。
アイスクリーム
高カロリー食品は肥満の原因です。
人間同様に甘いものが好きな犬は多いようです。
糖度の高いものをたくさんあげると下痢することがありますし、肥満の恐れもあります。
犬の体格を考えてたとえケーキ1切れでも糖分は取り過ぎになります。
×犬が食べて悪いもの
香辛料
犬には刺激物は必要なく摂ると下痢になる可能性が大きいです。
とうがらし・胡椒・マスタード等々の香辛料は、その刺激で下痢を起こすことが考えられます。
調味料については犬が必要とする塩分は人間より少ないので、人間と同じ塩分を摂ると犬の体に負担がかかってしまいます。
チョコレート
カカオ中毒になる恐れ!
カカオの成分が心臓や中枢神経を刺激し嘔吐・下痢などの中毒症状を起こします。
もちろんチョコレートをたべても平気なもいます、脂肪分や糖分が高いのは事実なので肥満にさせないためにも控えましょう。
アルコール
量によっては急性アルコール中毒もあります。
体重2キロの犬がワイン1杯飲むのは体重50キロの大人がのむワイン6本以上に値します。
ごく少量だからといって与えないようにしましょう。
ネギ類
玉ねぎ・長ネギなどのネギ類に含まれる物質は犬の血液中の赤血球を壊す恐れがあります。
すき焼きなどのネギのエキスが溶け出した煮汁をあげると体調を崩してしまいます。
ハンバーグ・牛丼などネギ類の材料として使った料理は食べさせないように気をつけましょう。
ドッグフードだけで十分な栄養があるのですが、知らず知らずにかわいいので与えてしまっている現実があります。
愛犬のために必要としない危ない食べ物はNGです。
美味しそうですね~
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