良薬は口に苦し!?
ところが認知症予防にこれた食べていいの?飲んでいいの?という食材があります。
今回は年をとっても元気で嫌われないようにする食材を紹介いたします。
認知症は、何かしらの病気によって脳の神経細胞が壊れるために起こる症状や状態をいいます。
そして認知症が進行すると、だんだんと理解する力や判断する力がなくなり社会生活や日常生活に問題が出てきます。
老化による物忘れとは違います。
3つ以上あてはまったなら専門医に相談をした方が良いとのことです。
私がたしなむビールやノンアルコールビールの飲み物に含まれる成分の認知症予防に関するメカニズムを解明したとのことです。
この報告は世界で初めてのものですので大きな注目が集まっています。
ビールの苦み成分であるイソα酸にアルツハイマー病の進行を抑制する可能性があります。
①カマンベールチーズの白カビに注目
ミクログリアの過剰な反応を抑制する作用
※ミクログリアは中枢神経系グリア細胞の一つで中枢の免疫担当細胞として知られています。
中枢神経系に存在する常在性マクロファージとも呼ばれています。
人間に換算すると、一日20 gくらいのカマンベールチーズの摂取で脳内の老廃物の沈着、また炎症状態が抑えられることが分かりました。
そのほか白カビの発酵で生じるオレイン酸アミドと、デヒドロエルゴステロールがミクログリアを活発化し、炎症を抑える有効成分であることを突き止めました。
特にカビで発酵させたカマンベールやブルーチーズで良い結果が得られました。
ということは発酵食品を多く摂取できればいいのではないか!とも思えます。
②ノンアルコールビールでも効果
古くから薬用植物としても知られているホップがあります。
ビールの醸造工程で生じるホップ由来の「イソα酸」に、免疫細胞ミクログリアの活性化や脳内の炎症抑制効果があります。
350 mLのビールやノンアルコールビールテイスト飲料1缶あたり10 ㎎程度が含まれています。
たくさんホップを利用しているクラフトビールは総じて含有量が高くなっています。
ですが飲み過ぎはダメですね。
身近な飲食品で予防が出来れば最高です!
ダメだと言われているアルコールもOKですので、食事には気をつけながらも飲んでいきたいとおもいます。