開封した樹脂粘土の保存方法

粘土を開封して1回で使いきることはまずありえません。

せっかく購入した粘土を無駄にしないための保存方法等について記しておきます。

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樹脂粘土保存

粘土か固くなる理由

どこにでもあるような粘土がかたまるカラクリというか粘土の性質上が主な要因です。

粘土に含まれる水分が、空気に触れて乾くことによって固くなるという流れです。

蒸発して飛んだ水分量によって、乾燥後の粘土は縮まります。

乾燥前と比べると、おおよそ5%~10%くらい縮む感じです。

すなわち、適度な湿度をキープすることができれば、粘土が固まることはありません。

ですので樹脂粘土を長く使える状態にキープするには、保湿が大事でまるで女性のお肌のようですね。

 

粘土の保存・保管方法

・ラップ(クレラップは切れやすいと思うので私はサランラップを使っています。)

・ジップロック

・密封容器(タッパ等 100均のものでもOK)

・キッチンペーパー

①色付けして使い残った粘土をラップにきっちりと空気の隙間が無いように包みます。

練って形を俵型のように成形して包むと空気が入りにくいです。

②密封容器の底にキッチンペーパーをぬらして底に敷きます。

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ラップで包んだ粘土を入れます。

普段よく使う粘土はジップロックに入れておくのも有りです。

これでかなり乾燥を防ぐことが可能です。

容器底に敷いたキッチンペーパーは乾いたらまた濡らしてあげましょう。

完全に100%空気を遮断は不可能ですので、開封したら出来るだけ早めに使い切る事がベストです。

樹脂粘土作品の乾燥時間

花とか小物などを作っている過程である程度固くならないと次の作業に進めません。

乾かないうちに、作業するとせっかく形よく作ったところがぐちゃぐちゃになってみるにも耐えらず修復も不可能に近くなってしまうからです。

作った部分が乾く時間は夏なら1-2日で乾き、冬なら2-4日で8割方乾きます。

もう完全に大丈夫という時間は1週間くらいが目安です。

しかし、作り始めたら早く完成させたいし、気持ちも高まっています。

ですので2-3時間から半日である程度かたまりますので、そっと優しく次の工程をするなら出来ます。

 

まるで小さな子どもを扱うようですし、乾燥のことになると自分のお肌のことを考えれば・・・

きっと素敵な作品が完成することと思います。

(という私は、結構やり始めたらずっとやっていたい方なので失敗はかなりありました(;´・ω・)

最近は粘土が少し残ったら、小物をやミニフラワーなどを作っておきます。

溜ったらまとめて一つの作品にしても良いし、プレゼントにも向いています。

捨てるという無駄は極力なくしたいですね。

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