硬くなった樹脂粘土を柔らかくする方法

2018年9月23日

樹脂粘土を使って花を作るのは楽しいですが、残った粘土の保存に困っていませんか。

復活させる方法等を紹介いたします。

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樹脂粘土の特徴

素材

樹脂粘土全て木工用ボンドの成分で酢酸ビニルエマルジョンが基準となっています。

最近では樹脂粘土の使われ方があいまいになっています。

海外からPolymerClayが入ってきて、オーブン粘土までもが樹脂粘土の扱いとなっています。

樹脂粘土の樹脂とは酢酸ビニル樹脂エマルジョン(木工用ボンド)をさします。

自然乾燥することで硬化するのです。

オーブン粘土は熱を加えないと硬化しませんので、樹脂粘土とは呼びません。

接着は木工ボンドを使います。

軽量粘土は樹脂粘土に細かな発泡スチロールを混ぜで容積を大きくした粘土です。

特徴の差は原材料にもより違ってきます。

耐水性のある樹脂粘土もあります。
耐水性の粘土で有名なのはパジコさんのモデナというの粘土があります。

樹脂粘土の劣化

そもそも粘土はクレイと水分で出来ていますので、空気に触れることにより水分がとんで固くなってしまうのです。

製造日よりおおよそ1年間くらいは開封しなければ大丈夫ということを、会社からうかがっています。

以前購入してしまい込んでいた古い樹脂粘土が出てきました。

開封しましたところちょっと硬くなっていました。

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もったいので復活させることを試みることにします。

要するに水分が劣化によりとんでいるので補給してあげればよいわけです。

復活方法

早速 いくつかに分けて水を足して練って捏ねての作業をしました。

う~ん いくらか柔らかくなりましたが花を作るには、ぼそぼそして不満が残ります。

次は 固くなった古い樹脂粘土を水の中にぼちゃんと沈めて 少し時間をおきました。



ちょっと水分が入り過ぎてドロドロした感じです。

しかし、新しい粘土を買って柔らかすぎた場合は、空気にさらすということも聞いていました。

ですので、少しの時間様子を見ながら空気に触れさせました。

 

なかなか良い感じになりました。

この粘土をよくこねて練ってキッチリとラップに包んでタッパに入れて保存しました。

結果は、ばっちりでした!

全部が全部うまく行くとは限りませんが、捨てるより一度試してみても良いと思います。

しかし、やはり開封後はなるべく早くに使いきることがベストです。

特に粘土に絵具を混ぜたのは、かたくなりやすいので気をつけてください。

制作後の乾燥時間

完全に硬化するまでの時間は、粘土の厚さによって変わってます。
季節によっても差がありますが、花びらや葉っぱなど、薄いものは1日程度で乾燥します。、
実ものやフルーツなど厚みああるものは、
完全に乾燥するには1週間程度とみています。

すけるくんのような透ける粘土は完全に硬化しないと、半透明にはなりません。

プレゼントなどをする場合
作品が完成後少なくとも1週間前までに仕上げましょう!

 

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