知っておきたい粘土の基礎

粘土の花の作り方にこれをやってはいけない~というルールはありません。

ただ基礎を少し知っておけば、完成品は違ってきますので頭の隅にでも置いてください。

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樹脂粘土の花  基本形の作り方

樹脂粘土はよく練りこんだら、作品のあわせて丸形・涙型・俵型などにします。

涙型にも様々な形があって先を丸くしたり尖らせたりします。

こういう最初の形が仕上がりに差が出てきます。

丸形にする

・両手のひらの中央を使って、圧力をかけながら両手を密着させて粘土を丸めます。

手のひらは少し反り気味にすることがポイントです。

・練りこみが足りなかったりすると粘土のしわが出てしまいます。

よく練りこんで水分を均一にすることがポイントです。

 

・下の写真のようにすると(左手に右手をかぶせたままで丸めると)きれいな丸になりません。

手の角度と力の入れ方がポイントです。

 

涙型にする

・一方の先端を丸くするとき両手の親指側を少し開くような形で5回~6回こすり合わせます。

・長い涙型は両手のひらをあわせて、粘土を挟んで転がします。

手のひらの小指がわに少しだけ力を入れると長い涙型になります。

・涙型は花や葉っぱを作るときの基本型です。

楕円型にする

・粘土は棒状に丸め栗ファイルに挟んでプレス器でプレスします。

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プレス器のメモリを目安にすれば力を均等に入れると思い通りのサイズができます。

・プレス器は粘土の真上に置くことがポイント。

力が平均に加わらないと美しい形が出ません。

押し方ひとつでゆがんだり、くずれたりするので注意が必要です。

 

粘土の伸ばし方

短いものでは5㎝~6㎝、作品によっては長さ30㎝位伸ばすこともあります。

こういう場合は手の角度と動かし方が決め手となります。

形の整った紐は作品の重要なポイントとなります。

均一の太さに伸ばす

手はそり加減にして手の幅ずつこぎざみに上下に動かすこと。

手の中央より下に紐が当たるようにする。

指先でやるとぼこぼこになってしまいますので、必ず手の中央下でコロコロすると滑らかな状態に仕上がります。

手の角度と力の加え方を覚えれば平均した太さになりますが、粘土が乾かないうちに手早くすることがポイントです。

長く伸ばす

左手で粘土を押さえての幅ずつ右手を右側に動かします。

右手はこころもち粘土を引っ張るような感じです。

両端を尖らせる

フリージアやチューリップなど細長い葉っぱを作るときに利用します。

粘土は俵型にして、クリアファイルの上にのせて一方ずる尖らせます。

粘土の先端を右手のひら小指の下に当てるような感じです。

 

*生花の胡蝶蘭↓・・こんな作品も作りたいですね!

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