樹脂粘土で花などを制作するときにモノホンの花の写真を参考で見ると、ほとんどすべての花の花びらは1 色でないと思います。

何色もの色がうまくミックスされているのがわかります。

単色だけでは完成してもリアルぽっさが出ません。

粘土の色のグラデーションや色塗りについて紹介します。

基本となる2色のグラデーション

グラデーションさせたい2色の粘土を用意します。

サップグリーンとテールベルトで着色した2色での結果

 

2つを伸ばして合わせクリアファイルに挟んで伸ばします。

 

伸ばした粘土を同じ方向に折って何回か繰り返してプレスします。

真ん中あたりがグラデーションになりました。

昼間にwebカメラで撮影しましたので、光が入ってわかりずらいです。

また夜にチャンスがあればくっきりしたグラデーションを出してみたいともいます。

 

こうしてグラデーションを出すより、最初の新しい粘土に着色するときに、出したい色より薄めにします。

花びらや 葉っぱが完成した後で筆を使って色塗りするのがやさしいやり方だと思っています。

完成した粘土の作品への色塗りでグラデーション

殆どの花をよく見ると1色ではな先端から根元の方にかけて少しずつ色が違います。

早くに太陽を浴びた先端や根元の方はまだまだ光がさしていないからです。

その差をきっちり粘土に出すのは並大抵の作業ではありませんし、楽しくありません。

つくるなら楽しくやれば 完成した花もどことなく本物ぽくみえます。

 

新しい粘土への着色は自分が出したい色より2段階くらい薄い絵の具で着色します。

花が完成して最後の仕上げの色塗りで 濃淡をつけて塗れば自然な感じに仕上がります。

そして何本かの花全部が いろいろな色を出すことができてとても自然でかわいらしく出来ます。

トルコキキョウのブルー編

 

トルコキキョウのピンク編

 

本物のピンクの薔薇の花です!↓

 

樹脂粘土にぼかして着色する方法

油絵の具を筆でぼかしながら塗るのですが、なかなかぼかすことが難しい~

簡単にぼかす方法

100均で売っている化粧パフに油絵の具を付けて薄めた色を何回か重ねて濃淡を出してグラデーションぽくします。

化粧スポンジ・ティシュペーパー・綿棒・ぼろタオルなどを使ってもいい色合いがでます。

ポイント

色塗りの際の一番大切なことは、絵の具でべったり塗らないこと。

葉っぱなどは 葉っぱのまん中に濃い色を付けてそこから葉っぱの先の方に伸ばしていきます。

薄いなぁ~と思ったら もう一度塗ってみましょう!

べったり塗ったら あとからタオルやティッシュでふき取ってもきれいに仕上がりません。

薄めがちょうどいいのです!!

 

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