粘土の乾燥時間と乾燥を早くする方法

2018年9月21日

粘土で作る花や小物・人形などは手先を使うのでボケ防止に良いと思って頑張って作っています。

花を作り始めると、ささっと完成させたくなります。

制作過程で次の作業に早くやりたいのですが、粘土がある程度乾燥しないときれいに仕上がりません。

では どれだけの時間で乾くかいろいろ実験しました。

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なぜ乾燥させて次の作業に移るか・・・

それは 一にも二にもなくきれいに仕上げるためです♪

 

乾く時間がもったいないと思えたら、2つの別の花を時間差を置いて作業することです。

一つの花が乾くまでの時間にもう一つの花を作り始めれば時間差があるのでストレス溜めることなくできます。

そして完成時は2つの別物の花が出来てしまうのは嬉しい限りです。

粘土の乾燥時間

・サイズが小さいもの(直径1㎝~2㎝くらい)だったら季節にもよりますが、1日-2日くらいでしっかりと乾きます。

・サイズが大きいものの場合は、表面が乾いても中身が乾かないので時間が掛かります。

表面が乾くだけなら半日を目安とし、内部まで乾燥させるには1週間程度の期間がかかります。

触ったり押さえたりして乾燥の具合を体感して感じ取ってください。

完全にカチカチの乾かしてやると良い作業もあります。

ある程度の乾燥(半乾き程度)で次の段取りをするのが良いというパターンもあります。

ケース場合ケースと言ったところです。

この微妙なひと手間で仕上がりがぐ~~んと良くなります。

乾燥を早くする方法

自然乾燥が一番です!!

しかし作り始めたら 次々にやって早く完成させたいですよね。

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一番手っ取り早いのがドライヤーを使用して乾燥を早める方法です。

基本的に粘土の乾燥は表面から発生してきます。

それは粘土の表面が空気に触れて水分が蒸発して乾燥するという仕組みです。

ですので、粘土の水分の蒸発量をスピードアップさせれば、短時間で乾燥ができます。

ドライヤーを当てることで風が強制的に粘土にあたりますので非常に有効な手段です。

あまり暑い温風はひび割れしたりして失敗して泣いてしまいます!

あと 扇風機を首降りで行えば均一に空気があってきれいに乾かせます。

ドライヤーより若干時間がかかります。

いちどお試しください。

粘土は乾くとサイズダウン

粘土は水分と土でできていますので、乾くと水分が飛ぶので最初のサイズより若干小さくなります。

1割かた縮みますのでその分を計算して、やや大きめに作り始めてください。

この小物はすけるくんで作ったのですが、乾燥時間も1週間以上かかってしまったのに、サイズもダウン~

失敗例です(´;ω;`)

 

きれいな仕上げ

いつでも手や道具をきれいにしてから始めましょう。

色が違う粘土をやるときは、その都度都度に手をキレイにしてから作業をします。

それは各粘土の色が混ざらずキレイに仕上がるからです。

それから、手にハンドクリームなどを少しつけて作業すると粘土も滑らかになるし手も荒れずに一石二鳥の効果です。

この草花木果のクリームは良かったです!

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