樹脂粘土の特徴・乾燥・着色について

粘土でいろいろな作品ができます。

今回は樹脂粘土の特徴使い方についてお知らせします。

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粘土の歴史

1960年代に日本へ粘土が入ってきました。

古くからメキシコでは使い切れなかったパン生地で花などを作成していました。

偶然に見かけた日本人の女性がワクワクして面白いなぁと思ったのです。

その花の作り方をマスターし日本に持ち帰ったのがスタートです。

始めたころは数人程度が主体になって、各粘土メーカーのサポートをもとにパンフラワーとして、あちこちに拡がっていきました。

しかしながら最初のパン粘土はその名が示す通りパンに木工用ボンドを混合した優秀ではないもので、弾力性がなく薄いものが出来ませんでした。

1番先の樹脂粘土はジャックスのパンドという粘土が最初の樹脂粘土えす。

ここ最近は耐水性のある粘土まで開発されきて、薄く伸びてこわれにくい作品が作れるようになったのです。

樹脂粘土について

材料/特徴

酢酸ビニルエマルジョン、水、 界面活性剤 を乳化したものです。
全て木工用ボンドの成分、酢酸ビニルエマルジョンがもとになっています

乾燥して水分がなくなることで固くなります。
(自然乾燥により硬化します)

弾力性

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樹脂粘土は弾力性があります

弾力性が大きいほど作品が丈夫で壊れにくくなります。

 

着色

最近はダイソーなどで着色済みの樹脂粘土も売っています。
着色は絵の具であれば油絵の具アクリル絵の具なんでもいいです。

最初に粘土の中に薄く入れて、完成後に塗ってもよいです。
水彩絵の具は、水っぽくなって思った色がだせませんし、色落ちしやすいです。
きれいにリアルに表現するには油絵の具を使った方がいいかと思います。

乾燥

完全に乾燥するまでの時間は、厚みによって変わってきます。
花びらや葉っぱなどの薄いものについては、半日から1日程度で乾燥します。
柿の実のやイチゴなどの厚みがあるものは、完全に乾燥するには1週間程度かかるります。

しかし、作業の段階では表面が少し固くなれば次に進むことができます。

あまり完全に乾燥を待っていると時間ばかりかかってモチベーションダウンになってしまいますものね。

透ける粘土(すけるくん)は完全に乾燥しないと、半透明にはなりません。

全体的に、少なくとも1週間程度の時間をみれば乾燥できていると思います。

樹脂粘土の使い分け
パンや洋菓子のスポンジなどのフワフワしたようなものはパジコのハーティクレイがおススメです。
花系は樹脂粘土の日清製粉のグレイス・日本製粉グループのプロフェッショナルが透明感があって良いものができます。

画像説明

両脇は樹脂粘土のプロフェッショナルで作った多肉植物(いま女子の間で流行っています(⌒∇⌒))

真ん中はハーティクレイで作った青いバラです。ハーティクレイ簡単に作れますがリアル感が足りないかと思います。

 

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